庭づくりをしていると、「丈夫で管理がラクなグランドカバーが欲しい」と思うことがあります。
我が家(実家)の庭には、いつからかオキザリスが生えています。
誰が植えたのかは不明。気がついた頃にはすでに庭の一角に広がっていました。
近所ではあまり見かけないので、父か母、あるいは祖父母の誰かが昔植えたのかもしれません。
しかし、このオキザリス。
今では「最強のグランドカバーなのでは?」と思うほど、庭にしっかり根付いています。
オキザリスとは?

オキザリス は、カタバミ科カタバミ属の多年草。
「カタバミ」の仲間で、園芸品種として流通しているものも多く、ピンク・白・黄色などさまざまな花色があります。
葉はハート型に近い三つ葉で、やわらかな見た目。
しかし、その見た目とは裏腹に、とにかく生命力が強い植物です。
我が家で育っているオキザリスは、春になるとピンク色の花を咲かせます。
緑色の葉の中に、鮮やかなピンクの花。
補色の組み合わせがよく映えて、庭のアクセントとしてもかなり優秀です。
しかも背丈が高くなりすぎないため、景観を邪魔しない。
グランドカバー向きの植物だと感じています。
オキザリスの繁殖力がすごい
オキザリス最大の特徴は、圧倒的な繁殖力です。
・種
・球根
・ランナー
これら複数の方法で増えていくため、一度定着するとあっという間に広がります。
特に球根とランナーの増殖力が強く、小さな球根が土の中でどんどん増えていく印象。
ランナーも旺盛にのばすため、気づけば庭のあちこちに生えていることも珍しくありません。
地面を密に覆ってくれるので、雑草抑制効果もかなり高め。
裸地だった場所でも、オキザリスが広がることで土が見えなくなり、雑草が入り込む隙間が減っていきます。
「なるべく手間をかけずに庭を緑化したい」という人には、かなり相性が良い植物だと思います。
踏まれても強い|庭の通路でも元気
我が家では、庭の通路部分にもオキザリスが生えています。
毎日のように踏まれている場所ですが、ほとんど弱る様子がありません。
一般的なグランドカバーは、人が歩く場所だと傷みやすいこともありますが、オキザリスはかなり丈夫。
さらにうれしいのが、冬でも比較的元気なこと。
我が家は千葉県北西部の内陸寄り。
冬はしっかり冷え込み、氷点下になる日も多くあります。
それでもオキザリスは大きく傷むことなく、冬を越しています。
また、環境適応能力がとても高く、乾燥していたり、湿り気のある土でも育つため、芝が育ちにくい場所でも緑を維持できるのは大きなメリットです。
唯一の弱点は「駆除が大変」なこと

ここまで褒めてきましたが、もちろん欠点もあります。
それは――増えすぎること。
とにかく生命力が強いため、「やっぱり減らしたい」と思っても簡単には消えてくれません。
球根が土の中に残ると再び芽を出しますし、細かく残った部分から復活することもあります。
つまり、一度植えると“共存前提”くらいの気持ちでいたほうがいい植物です。
ただ、その強さこそがオキザリス最大の魅力でもあります。
手間を減らしたい庭にはぴったり
最近はナチュラルガーデンやローメンテナンスな庭づくりが人気ですが、オキザリスはまさにその方向性に合った植物だと思います。
・放っておいても広がる
・雑草を抑えてくれる
・冬でも比較的強い
・踏まれても丈夫
・花もかわいい
管理のラクさと見た目を両立できる、優秀なグランドカバーです。
「芝は管理が大変」
「冬でも緑の大地をキープしたい」
「雑草対策をしたい」
「丈夫な植物を植えたい」
そんな人には、オキザリスはかなりおすすめできる植物かもしれません。

