春から初夏にかけて、庭を歩いているとつい目が留まる花があります。
それは、まんまるの花。
ふわりと空中に浮かんでいるようなアリウムの花や、青い玉のようなルリタマアザミ。真っ白なアナベルやコデマリも、よく見ると小さな花が集まって丸い形を作っています。
我が家の庭では、この季節になるとアリウム類(ジャンボニンニクなど)、エキノプス(ルリタマアザミ)、クラスペディア、コデマリ、アナベルが次々と咲き始めます。
そして梅雨入り前後になるとアジサイも加わり、庭は一年でもっとも華やかな季節を迎えます。
丸い花には不思議な可愛らしさがある
丸い花が好きな理由を考えてみると、その可愛らしい形にあるのだと思います。
庭の中にぽつぽつと浮かぶ球体は、それだけでどこか愛嬌があります。
遠くから見てもかわいいのですが、近づいてみるとさらに面白い。
ひとつの花に見えていたものが、実はたくさんの小さな花の集合体なのです。
アリウムの花も、アナベルも、アジサイも、一輪一輪は小さな花。それらが集まって美しい球形を作っています。
自然は本当に不思議です。
規則正しいようでいて、どこか自由。
眺めていると、「こんな複雑で美しい形を植物が作り出すのだからすごいなぁ」と感心してしまいます。
白と青が中心の初夏の庭

我が家の庭では白や青系の花が多く咲きます。
白いコデマリにアナベル。
青紫色のルリタマアザミやアジサイ。
派手ではありませんが、初夏の爽やかな空気によく似合います。
春にはコデマリが枝いっぱいに白い花を咲かせ、初夏になるとアリウムやルリタマアザミが見頃を迎えます。
そしてコデマリが終わる頃にはアナベルが少しずつ色づき始め、さらに梅雨になるとアジサイが庭を彩ります。
花が終われば次の花が咲く。
そんなふうに季節のバトンが渡されていく様子を眺めるのも、庭づくりの楽しみのひとつです。
切り花にするとさらに魅力が増す

庭で楽しむだけでなく、切り花として飾るのもおすすめです。
丸い花は形そのものが特徴的なので、数本飾るだけでも絵になります。
我が家ではトイレや廊下など、ふと立ち止まる場所によく飾っています。
特にトイレはおすすめです。
座っている時間に自然と花が目に入るので、ついじっくり眺めてしまいます。
アリウムの花を飾ったときなどは、小さな花が集まって作る幾何学的な形が面白くて、何度も見てしまいました。
庭では気づかなかった発見があるのも、切り花ならではの楽しみです。
ドライフラワーとして長く楽しめる

アリウムやクラスペディア、アナベルなどはドライフラワーとの相性も抜群です。
花が終わる前に切り取り、風通しの良い場所へ吊るしておくだけ。
乾燥しても丸いシルエットが残るため、独特の存在感があります。
庭の花をそのままインテリアとして楽しめるので、一粒で二度おいしい植物たちです。
花を組み合わせる楽しさ

丸い花は他の植物との組み合わせも楽しめます。
我が家では白いアナベルにアリウムやアジサイ、そしてラベンダーを合わせて飾ることがあります。
丸い花と穂状の花。
大きな花と小さな花。
形の違う植物を組み合わせると、それぞれの個性が引き立ってとても良い雰囲気になります。
庭で咲いているときとはまた違った表情を見せてくれるので、切り花遊びも庭づくりの楽しみのひとつになっています。
まとめ
春から初夏にかけて咲く、まんまるの花たち。
アリウム、ルリタマアザミ、クラスペディア、コデマリ、アナベル、そしてアジサイ。
どの花も小さな花が集まって作る繊細な美しさと、思わず笑顔になるような可愛らしさを持っています。
庭で眺めるのも良し。
切り花にして飾るのも良し。
ドライフラワーにして楽しむのも良し。
季節の移ろいとともに花のバトンがつながっていく様子を眺めながら、今年も庭のまんまるの花たちを楽しみたいと思います。

