いくら空気を入れてもすぐ抜けちゃう。
虫ゴムが劣化しているか?と交換してみてもダメ。
というわけでタイヤチューブを交換してみました。
今回は自転車屋「あさひ」にて16インチ用チューブを購入。
長女が使用しているルイガノの子供用自転車のチューブ交換方法を振り返ってみます。
自転車屋「あさひ」で16インチ用チューブを購入
近所に自転車屋の「あさひ」があったので長女の自転車に合うサイズのチューブを購入して来ました。ちなみに自転車はルイガノの「ジュニアバイク16インチ」
購入したのは16インチ用自転車チューブ(16×1.50-1.75英式バルブ)。
タイヤ側面には「16×1.75」と表記があったのでこちらで対応できそうです。
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必要工具
- 前後輪ナットのサイズに合うスパナ、もしくはモンキーレンチ
- プラスドライバー
- タイヤレバー
今回はモンキーレンチとペンチを使用しています。
付属品
本体のみ
手順
- 前輪(後輪)ナットを外す
- タイヤを取り外す
- チューブを交換する
- タイヤを取り付ける
- 位置調整する
- 本締めして完了
※車体をひっくり返した方が作業はしやすかったです。
前輪(後輪)ナットを外す
後輪のナット(左右両側)取り外します。
ナットをガードしているカバー(黒いのも)を取り外すとナットが現れます。
今回はモンキーレンチを使用して取り外しています。
モンキーレンチはネジをクルクル回すことで、ナットサイズに合わせて使用することができますが、しっかりとナットサイズに合わせないと山を舐めてしまうので注意が必要です。
硬いナットや強く締め付ける場合には、サイズの合ったスパナを使用することをオススメします。
ひっくり返して作業した方が楽
ナットが外れたところで、タイヤの取り外しかかろうと思いますが、その前にちょっと作業がしずらかったので自転車をひっくり返して逆さに立てて作業を進めます。
ひっくり返すとハンドルとサドルが地面に設置してバランスよく立つので作業がしやすいです。ただし、路面上で行う場合、サドルに傷がつくのでできればシートや板などを敷いた上で作業をする方が無難。
車体をひっくり返したところで作業を再開。
前輪に比べ作業が複雑な後輪。
ブレーキシステムやギアなどがくっ付いているので、両サイドのナットを外しただけでは取り外しができません。
まずはブレーキシステムの固定ボルトを取り外していきます。
上の画像の赤矢印のところ2箇所のボルトを外します。プラスドライバーで回せば取り外しができました。これで、ブレーキシステムはぶらーんと宙ぶらりん状態。このまま取り外し作業を進めます。
続いてこちら。
後輪がずれないように(チェーンがたるまないように)調整しているナット。
これも緩めて外してしまいます。
そうすると後輪が完全にフリーな状態になるので、あとはチェーンをギアから取り外して後輪を抜き取り完了。
チューブ交換
それではチューブ交換。
交換手順は一般的なタイヤやクロスバイクなどと同様。
以前に私が乗っているクロスバイク(Giant Escape R3)で交換を行った際に詳しい方法を載せているのでそちらを参考に。
写真を取り忘れたので、前輪で説明していきます。
まずは古いチューブを抜き取ります。
チューブを抜くためには、まずタイヤをリムと呼ばれるアルミ製のホイルから取り外します。
タイヤの取り外しには「タイヤレバー」と呼ばれる専用工具を使用すると楽に作業が進められます。この「タイヤレバー」をリムとタイヤの隙間に差し込みテコの原理でくいっと引っ張ると簡単に外れました。タイヤを外し切ったところで中にある古いチューブを抜き取ります。
それから、タイヤ中央から伸びるスポークと呼ばれる細い棒が溶接されているためリムの溝にはでこぼことした凹凸があります。そのため本来チューブを載せるリムの溝にはリムテープと呼ばれる緩衝材が敷かれています。リムテープが無いとチューブに傷がつきパンクの原因にもなるので要チェック。
今回はリムテープが劣化して剥がれている箇所があったため、養生テープで応急処置。
細くちぎった養生テープをリムの溝に沿って貼り付けました。
さあ、チューブを挿入していきます。
まずは空気バルブをリムの穴に挿入し、そこからタイヤの中にチューブを入れていきます。
チューブには予めある程度空気を入れておくと作業がしやすいです。
タイヤの中にチューブが収まったら、タイヤをリムにはめ戻していきます。
ここからはグイグイと力技。
はい完成。
最後の残り30度くらいの範囲がかなり力が要ります。
一応最後にタイヤの中にチューブが収まっていることを確認。
タイヤ1周ぐるりと両側を確認。
時々チューブがはみ出してタイヤの淵に乗っかってしまっていることがあります。
そのまま空気をパンパンに入れると1箇所に圧がかかりすぎてパンクしてしまう可能性があるので、しっかり確認。
うん空気もしっかり入っていい感じ!
さて前輪を元の位置に戻します。
前輪ブレーキが邪魔してタイヤが収まりません。
空気を抜いて再挑戦。
タイヤを潰して押し込むとなんとか収まりました。
前輪は固定位置が決まっているので簡単。
ナットとワッシャーの間にある固定爪を車体側の穴にしっかりとロックして締め込みます。
ぎゅっと締め付けたら完成。
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まとめ
後輪はタイヤの歪みを調整したり、チェーンの張りを調整したりする工程が入るので若干面倒ですがやってみると案外簡単です。
あとは長期間使用するものですから、ナットやネジの締め付けは入念にしっかりと。
さて、これでまたしばらくは乗り続けられそう。
できれば妹さんにも乗り継いでもらいたいんですけどね…。