庭に設置しているDIYの巣箱。
シジュウカラが使ってくれたらいいな、と思いながら作ったものの、実際に利用されているのかどうかは、はっきり分からないままでした。
そんなある日、設置場所を見直そうと巣箱を取り外すことに。
せっかくなので中を確認してみると——そこには、確かに“誰かが暮らしていた跡”が残っていました。
気づかないうちに進んでいた、小さな命の営み。
今回は、巣箱の中に残されていた巣の様子と、その後の設置場所の見直しについて記録してみたいと思います。
DIYで作ったシジュウカラの巣箱に、巣作りの跡を発見
以前、庭にやってくる野鳥のためにDIYで巣箱を作りました。
設置してからしばらく経ちますが、「ちゃんと使ってくれているのか?」と気になりつつも、日々の忙しさもあってじっくり観察することはできていませんでした。
そんな中、巣箱の設置場所を見直そうと思い、一度木から取り外すことに。
その時、何気なく中を覗いてみると——
明らかに“誰かが使っていた跡”が残っていました。
巣箱の中に広がっていた、丁寧に作られた巣

我が家の巣箱は、メンテナンスしやすいように天井が開く構造。
蝶番でパカっと開けられるように設計しています。
フタを開けた瞬間、目に入ってきたのは、しっかりと作り込まれた巣の跡。
内部には、まるで分厚い絨毯のような柔らかい層が広がっていて、
・最初に自分で敷いておいた綿
・シュロの繊維
・白い動物の毛(おそらく猫か犬)
・苔
といった素材が何層にも重なり合っていました。
自然の素材を組み合わせて、ここまで快適そうな空間を作るとは…思わず見入ってしまいます。
住民はシジュウカラ?それとも別の鳥?

今回の巣箱は、もともとシジュウカラ用として制作したもの。
入り口の穴も、直径約3cmに設定しています。
ただ、実際にこの巣を使っていたのがシジュウカラだったのかどうかは分かりません。
巣作りや出入りの様子をしっかり観察できていなかったため、確証はないのが正直なところです。
とはいえ、このサイズの入口を通れる鳥となると、シジュウカラと同じくらいの体格の小鳥である可能性は高そうです。
「誰が使ってくれていたのか」を想像するのも、またひとつの楽しみかもしれません。
気づけなかった、静かな営み
こうして巣の跡を見つけてみると、「いつの間にここまで作っていたんだろう」と驚かされます。
庭に鳥が来ていることは感じていたものの、巣作りの瞬間には気づけませんでした。
もう少し意識して見ていれば、材料を運ぶ様子や、出入りする姿も見られたのかもしれません。
少しもったいない気もしますが、それでもこうして“痕跡”として残っていたことが、何より嬉しい発見でした。
次はもっと安心できる場所へ引っ越し

せっかく使ってもらえた巣箱。
より良い環境にするため、設置場所を見直しました。
今回意識したのは、
・地面から少し高い位置にする
・外敵に狙われにくそうな場所を選ぶ
・さりげなく様子を見られる位置にする
という点です。
安心して使ってもらうことを第一にしつつ、今度は少しだけその様子も見守れたらいいなと思っています。
庭の中に確かにあった、もうひとつの暮らし
今回の出来事で、庭はただの空間ではなく、
小さな命が確かに暮らしている場所なんだと実感しました。
自分で作った巣箱が、誰かの“住まい”として使われていたこと。
そしてそこに、静かに営まれていた時間があったこと。
それだけで、この庭の見え方が少し変わった気がします。
次こそは、その暮らしの一部をそっと見守れるように。
これからはもう少し意識して、庭に目を向けていこうと思います。


