数年前に種から育て始めたアガベの苗。
今回はその中でも生き残って成長してくれた アガベ・トランカータ の植え替えを行いました。
種はネットショップの SEEDSTOCK で購入したもの。
品種は アガベ・トランカータ(Agave parryi var. truncata) です。
実はこのとき、他にもいくつかのアガベの種を蒔いていました。
発芽自体はたくさんしてくれたのですが、越冬に失敗したりしてしまい、最終的に残ったのがこの品種。
それでも残った株はとても丈夫で、今も元気に育っています。
放置気味でも育つ丈夫さ

育苗には プレステラ90 のポットを使用していました。
水やりも、たまにする程度。
ほとんど放置に近い管理ですが、しっかりと生き延びてくれています。
ただ、播種してからずっと同じポットで育てていたため、
ポットの中は苗同士が ぎゅうぎゅうの状態 に。
その影響なのか、株は少し 間延び気味の姿 になってしまいました。
植え替えをして、元の力強い樹形に戻ってくれることを期待しています。
根鉢がパンパンで取り出すのも一苦労

いざポットから苗を取り出そうとすると、これがなかなか大変。
根鉢がぎっしり詰まっていて、
なかなか引っこ抜けません。
ポットのお尻を強く叩いてなんとか取り出せたものもありますが、
中には ポットを切らないと抜けない株 もありました。
それだけ根がよく回っていたということですね。
絡み合った根を少しずつほぐす

ポットから取り出した後も、作業は続きます。
根同士がしっかり絡み合っているので、
株を分けるのも一苦労。
アガベはある程度根を整理しても問題なく成長してくれる植物ですが、
太い根はなるべく傷つけないように 作業します。
細い棒などで少しずつ突きながら、丁寧に根をほぐしていきます。
このとき、
- 枯れて茶色くなっている根
- 明らかに弱っている根
はカットして整理。

作業が終わると、株はすっきりとした姿になりました。
植え替え用の土は自家配合

今回はそれぞれ 1株ずつのポット に植え替えます。
使った培養土は、我が家でオージープランツやネイティブプランツを育てるときに使っている 自家配合の土。
ややドライで酸性寄りの配合です。
配合はおおよそ次の割合。(赤玉土20L袋を購入した場合)
- 赤玉土 20
- 鹿沼土 15
- バーグ堆肥 20
- ピートモス(無調整) 10
- 軽石 8
- ゼオライト 2
- 薫炭 2
肥料分はほとんど入っていません。
あるとすればバーグ堆肥に含まれる程度。
植物の様子を見ながら、必要に応じて肥料を与えるようにしています。
ネイティブプランツにも使える万能用土

この培養土は、
- オージープランツ
- ネイティブプランツ
- サボテン
- コーデックス(塊根植物)
など、肥料分(特にリン酸)をあまり好まない植物 に向いています。
我が家では例えば、
- グレビレア
- バンクシア
- カリステモン
- ユーフォルビア
- プロテア
- パキポディウム
などにもこの土を使っています。
とにかく 水はけが良い のが特徴で、
どばーっと水をあげてもすぐに排水してくれるため、根腐れの心配が少ないのが安心です。
もし水持ちをよくしたい場合は
- バーグ堆肥
- ピートモス
の割合を増やします。
逆にさらに水はけを良くしたい場合は
- 軽石
- ゼオライト
を増やしたり、粒を大きくしたりして調整しています。
特に大きめの鉢に植えるとき、苗がまだ小さい場合などは
水分過多による根腐れ防止にも効果的です。
植え替え後はメネデールで水やり

今回の植え替えで出来上がったのは
- プレステラ90のポット 12個
- 大きめの鉢(6号) 1個
植え替え後の水やりには メネデール を使用しました。
植え替えの際にはどうしても根が切れてしまうので、
発根を促進させて、早めの株の回復を期待して使っています。
水やりの方法は、
- 水を張った容器にポットごと浸す
- しっかり水を吸わせる
- 最後に上からジョウロで水やり
- しっかり水を切る
という手順。
その後は温室へ。
まだ外気温が低いので、
土を少し温めて 発根を促す環境 で管理します。
種から育ててきたアガベ。
時間はかかりますが、こうして少しずつ大きくなっていく姿を見るのはやっぱり楽しいものです。
今回の植え替えで、
また元気に葉を展開してくれることを期待しています。


