冬になると、庭に野鳥たちがやってきます。
枝から枝へと軽やかに飛び移る
- メジロ
- シジュウカラ
- ジョウビタキ
そして少し大きめの
- ヒヨドリ
- ムクドリ
- モズ
冬枯れの庭に、命の気配が戻ってくる季節です。
果物を枝にさすだけの、わが家の餌台

わが家にはいくつかバードフィーダーがありますが、冬の一番人気は果物。
作りはとてもシンプル。
ミカンやバナナを半分に切り、庭木の枝にさしておくだけ。
それだけで鳥たちはちゃんと見つけて、啄みにやってきます。
窓辺では猫たちがスタンバイ。
鳥が来るとすぐに気づき、
「にゃ、あ、あ、あ、あ……」
と不思議な鳴き声で知らせてくれます。
ちなみに猫たちのお気に入りは、ヒヨドリやムクドリなど少し大きめの鳥。
迫力があって動きも大きいからでしょうか。
一方、私はメジロやシジュウカラの可愛らしい姿に心を奪われています。
ヒヨドリの独り占め問題

ただ、ひとつ困ったことがありました。
ヒヨドリは縄張り意識が強いのか、他の鳥を威嚇します。
「ヒーヨ、ヒーヨ」と鋭い声をあげ、せっかくやってきたメジロやシジュウカラを追い払ってしまうのです。
そして果物を独り占め。
すごい勢いで、あっという間に食べ尽くしてしまう。
これでは小鳥たちがゆっくり食事できません。
小鳥専用バードフィーダーをDIY

そこで考えました。
「小鳥だけが入れる餌台をつくろう」と。
材料は、ダイソーで購入できるアイアン製のカゴ。
- ワイヤーバスケットWIDE(26×18×10cm)
- ワイヤーバスケット(26×16.5×10cm)
ヒヨドリやムクドリは入れないけれど、メジロやシジュウカラなら入れそうな、ほどよく隙間の空いたタイプを選びました。
作り方はとても簡単
- カゴを2つ用意(下の方が少し大きめで持ち手がついています)
- カゴに収まるサイズの板に裏面から少し長めのビスを2〜3本打つ
- カゴに板を敷いたら、カゴを上下にくっつけて檻のような形状にする
- ぐいっと押し込むと、他のパーツを使わなくても意外とうまくハマりロックされます
このビスが、果物を挿すための“軸”になります。
屋外で雨ざらしになるので、ステンレス製のビスがおすすめです。

餌置き場の両サイドには枝とダボで止まり木を作成。
横からのヒヨドリアタック防止にも役立ちそうです。

また、果物に近い下半分はヒヨドリのくちばしが届いてしまうかもしれないので、小枝などを挟んで隙間を狭くしておきました。
効果はテキメン。でも…

設置してみると、効果はてきめん。
ヒヨドリやムクドリはカゴの中に入れず、果物を食べられません。
一方で、メジロやシジュウカラサイズならちゃんと入れそうな隙間。
とはいえヒヨドリもあきらめたわけではなく、近くで見張りながら
「ヒーヨ、ヒーヨ」と時々威嚇の声。
その姿を、また窓辺の猫たちが食い入るように見つめています。
小さな攻防も、庭の楽しみ
庭に餌台を置くと、ただ“鳥が来る”だけではなく、
鳥同士の関係や性格の違いも見えてきます。
小鳥を守るために少し工夫する。
それもまた、家づくりの延長にある楽しみなのかもしれません。
さあ、メジロたち。
安心して戻っておいで。
窓際では今日も、
「にゃ、あ、あ、あ……」と実況係が待っています。


