冬場は寒気から植物を守るために簡易的な温室を設置しています。
おかげで冷え込みによる枯渇は防止できるようになったのですが、じつはまだ問題もあります。
日中に天気が良いと温室内の温度が上昇し暑くなり過ぎてしまうのです。
そこでファンを導入して空気を循環させることにしました。
できれば簡易に自動化したいので、ソーラーパネルとUSB接続して日中のみ稼働させる仕組みにしてみました。
今回は温室内に設置したソーラーファンについてまとめてみました。
冬でも蒸れる温室内を循環

冬の温室内は天気が良いとかなり高温になります。
特に私が使用している、個人向けの簡易温室などは室内空間が狭いため室温の上昇も早いのです。そのため、天気の良い日中などは放っておくと40℃近くまで上昇することも。
暖を求める冬の植物たちと言えど、さすがに急激な温度の上昇は負担となりますので、これはなんとかしなくては。
ということで、導入したのが空気を循環させる扇風機。
然程広く空間でもないですし、電気代も節約したいので、ソーラーパネルと接続して使えるUSBタイプのものをDIYで設置したいと思います。
格安USBファンをソーラー稼働

購入したのは2個セットで2千円ほどの格安ファン。
もちろん給電口はUSBです。
このファンを温室内のほど良き場所にビス留め固定したら、給電元のソーラーパネルと接続して設置完了。

ソーラーパネルは、日中太陽が当たる間だけファンを回したいのなら、充電量は少ないモデルでも全く問題ありません。
今回は折り畳み式の3面式のものを使用。
一昔前に私がバックパッカーをしていた際に使っていたもので、折り畳みできるので携帯性がよく、山岳地域や停電の多い地域に行く際には重宝したものです。
ただ、今はもっと性能の良いものがたくさんあると思いますので、もう少しスタイリッシュに設置できると思います。
暑い時だけ自動でファンが回る
日が上り温室内の気温が上昇し始める冬の9時過ぎ。
ソーラーパネルに日光が当たることで充電された電気がファンへ供給され、ファンが稼働を開始します。
幸いなことに、気温が上昇する条件とファンが回る条件が一致しているので、タイミング良い感じで室内の空気を回すことができます。
また、植物は無風よりも風を浴びて育つ方が丈夫に育つと言われているので、温室を使うなら是非ともファンの導入もおすすめです。



