ひょろひょろ〜っと、天井まで間延びした我が家の観葉植物「ウンベラータ」。
ちょっと樹形の乱れも気になってきたので、切り戻し剪定をしようと思います。
今回はウンベラータの剪定方法について適切な時期や注意点、挿し木など剪定後の枝の管理についてまとめてみました。
伸びすぎたウンベラータを剪定

我が家のウンベラータは購入後3年目。
1mにも満たなかった樹高が、いつの間にか天井に葉がとどきそうなほど。
まあ、成長したというよりも日当たりの問題なのかひょろっと間延びしてしまった感じです。
そこで春になり温かかくなってきたこの時期に、思い切って剪定しスッキリ切り戻ししてしまおうと思います。
クワ科フィカス属の植物「ウンベラータ」。
名前はラテン語の「傘」に由来しているように、大きく広げた葉が日影を作ってくれる印象的な観葉植物です。
成長が旺盛でぐんぐん伸びるので、定期的に剪定をしてあげると樹形を保てます。
適期に選定すれば、切った所からすぐに新しい葉っぱを茂らせるのでご安心を。
剪定時期は春先がベスト

ウンベラータに限らず室内で管理している大抵の観葉植物は春から初夏にかけてが剪定の適期。
少しずつ日がのびて、気温も上昇して来る4月から7月くらいまでに剪定をしておくと、その後の発芽もスムーズです。
今回のウンベラータの剪定は5月中旬でした。
樹液にご注意

ウンベラータをはじめゴムの木の仲間は切り口から樹液を出します。
体質によっては手荒れの原因となりますので、樹液には触れないよう注意が必要。
また、樹液の量は思っている以上に多かったりするので、剪定する際は樹液が床に垂れないようシートを敷いておくと安心です。ベタベタとした樹液は一度付着すると拭き取るのが大変。
2週間後には新芽が出てきた

剪定後2週間。
新しい芽が生えてきました。

切り口からすぐ下1cmほどの場所に一つ。
反対側の少し下にまた一つ。
現時点で合計3つの芽が生えているのを確認できます。
剪定枝は挿し木に有効活用

剪定した枝は挿し木にして子分を増やしたいと思います。
適当な長さ(15cmほど)にカットしてポットに植えて発根を待ちます。

培養度は鹿沼土を使用。
弱酸性の鹿沼土は長期間使用しても苔などが生えづらいため、私は挿し木によく利用しています。
根が張りはじめたら、その植物に適したpHの土に植え替えてあげるとよく成長しますよ。

発根するまでは水気を切らせないので日陰で養生します。
毎日土の乾きをチェックして常に適度に湿り気を保つよう気を配りましょう。
まとめ
購入後3年目のウンベラータ。
当初は1mも満たない大きさだったものが、随分と大きく伸びたものです。
2年目に大きな鉢に移植してからの成長スピードが早かったので、単純に環境にフィットしただけなのかもしれません。
コンパクトに樹形を保ちたい場合は、多少窮屈でもあまり大きな鉢に植え替えない方が管理が楽なのかもしれませんね。