我が家の玄関はGADELIUS(ガデリウス)の木製扉。
定期的にオイルメンテナンスを推奨されていたのですが築後3年もサボってしまいました。
お陰様で、すっかり日焼けしてして内側と外側で驚くほど色の違いが出ています。
重い腰を上げ、しっかりとメンテナンスをしていこうと思います。
使用したのは紙ヤスリとOSMO(オスモ)オイル。
表面をきれいに研磨してからオイルを染み込ませてあげると、驚くほどきれいに仕上がりました!
今回は私が使用したOSMOカラーの種類とメンテナンス手順について振り返ります。
築3年後の木製扉はすごい日焼け!

我が家の玄関扉はGADELIUS(ガデリウス)のスウェーデンドアという木製の扉を採用しています。
GADELIUS(ガデリウス)木製玄関ドア 「スウェーデンドア」
木質系断熱玄関ドアのスウェーデンドアは、洗練された北欧デザインと、温かな木の質感が、やさしい家の顔を演出します。硬質ウレタンを中心に、数枚の単板にガルバリウム鋼板をサンドイッチした多重構造が高い形状安定性、断熱性、遮音性、強度を実現します。時とともに深みとぬくもりを増す天然素材は耐候・耐久性に優れ、長くお使いいただくほどにその良さを実感し、愛着を持っていただけることでしょう。バリアフリー、湿気対策などの構造で、日本の風土に合った最高品質の木質系玄関ドアです。
出典:GADELIUS

しかし構造的に屋外の気候に晒されやすい位置に設計されていることもあり、ひさしは有るものの天井が高いため風のある雨天には扉を濡らしますし、晴れの日も時間帯によっては直接日光が当たる状況。
そのため、3年も経つと日焼けや雨染みができていたり、場所によっては黒カビの粒が見受けられる箇所も。また、扉の内側と外側では驚くほどの色の差が出てきてしまいました。
そこで重い腰を上げ、今回は3年間サボっていた木製扉のメンテナンスを行うことにしたのです。
用意したのは紙ヤスリとオスモカラーオイル。
手順は表面をきれいに整えて、保護用のオイルを塗る。
それでは早速作業開始です!
大事なところはマスキング

作業に取り掛かる前に、扉の金属金具や外壁に傷や汚れが付着しないようマスキングを行っておきます。
細かな金具周りはマスキングテープを使用し、外壁やコンクリートとの境界などの広い面積には新聞紙などを利用して覆っておきます。
事前にしっかりマスキングをしておけば、思い切り作業ができるので効率的かつ綺麗に仕上がりますので、この作業は抜かりなく。
ちなみに私は塗装段階から完全マスキングをしたのでドアノブなどに少し研磨傷が付いてしまいました…。
黒カビは初めに除去

扉を綺麗にしていきます。
まず初めは黒カビ。
雨が当たる外側の扉は湿気でどうしてもカビが発生してしまいます。
特に下部は雨水の跳ね返りなどで埃が付いた水がかかるため黒カビができやすい。
初めに絞った雑巾で表面のカビをこすりとります。
その後に木目に潜っているカビの根を殺菌して除去します。
私が除去に使用したのはキッチン用のアルコールスプレー。
満遍なくしっかりと吹きかけて半日放置します。
多少ムラが残っていても、この後の工程でヤスリをかけた際に消えますし、さらにその上にオイルを染み込ませることで気にならなくなるので大丈夫。
紙ヤスリが肝

アルコールスプレーをかけて半日置いたらヤスリがけです。
使用するのは紙ヤスリ#80と#180。
#80のヤスリは結構深く削れるので、板の目と垂直方向にかける際は力を込めず優しくしないと、研磨傷跡が残りやすいのでご注意。
ヤスリ掛けの手順は、
- #80横目(木目に垂直)※やさしく
- #80縦目(木目方向)
- #180(木目に垂直)
- #180(木目方向)
この際、持ちやすい手頃なサイズの角材などに紙ヤスリを巻き付けて研磨すると均等に力がかかるのできれいに、簡単に仕上げることができます。

研磨が完了したら、濡れた雑巾で木目に詰まった削りかすを拭き取っておきます。
濡れたままだとオイルを塗装できないので、半日〜1日程度置いてしっかりと乾燥するのを待ちます。
オスモカラーで仕上げ塗装

下処理が済んだところで、やっとオイル塗装ができます。
今回使用したのはオスモカラーの外装用オイル「701 外装用クリアープラスつや消し」。
オスモカラーは、ひまわり油などの自然の植物油由来の木材保護塗料。
合成樹脂ベースのペンキやウレタン塗料などと違い、植物油を木部に浸透させて、木を表面と内側から保護してくれます。
そのため、木の呼吸を妨げず、無垢材本来の手触りや表情を残すことができ、無垢材の良さを最大限に引き出してくれる嬉しいオイルというわけです。
じつはオスモカラーといっても様々な製品ラインアップがあり、今回はそんなオスモカラーの製品の中から、玄関扉のような外構向けのシチュエーションに合った耐候性のある外装用クリアー(艶消し)タイプを選択してみました。
#701 外装用クリアープラスつや消し
屋外用クリアー(透明)仕上げ(日焼防止木地仕上げ)
- 木部外壁、ガーデン家具、木窓、外部建具に使えます
- 木部に防カビ、防腐、防藻性能を付与できます
- 経年した着色塗装の上塗りとして使用すると、塗装の耐久性を大幅に向上させます
- クリアー単独で仕上げ塗装として使った場合、無塗装の状態に比べ灰色化の速度を12分の1に遅らせる働きがあります
- 塗り替え時は面倒なサンディングをする必要がなく、そのまま1回上塗りするだけです
ハケは油性用かコテハケが便利

早速塗布に取り掛かります。
手順は簡単。
①塗る→②拭取り→③乾燥。
これで1セット。
これを2回(2度塗り)します。
1回目と2回目の間の乾燥時間は半日以上。
私は1週間おいた翌週末に2度塗りを完了させています。

それでは実作業に取り掛かりましょう。
まずはオイルを塗布する道具。
今回はハケ(ブラシ)を使用しました。
ハケには水性塗料用と油性塗料用の2タイプが存在します。
1回目塗りの際に水性塗料用のハケを使用してしまったのですが非常に塗りづらく疲れました…。
今回のように粘度の高いオイルを使う場合には、毛が硬い油性塗料タイプのほうが塗りやすいです。
また、通常のハケ以外にもコテハケと呼ばれるプラスチックの柄と固定台の下に、短い毛のついたスポンジをつけた塗装道具もあり、こちらも非常に便利。
塗料の吸収率が良いため、広い面を効率的に塗るのに向いています。 平らな面には塗料が比較的途切れることなく、均一に綺麗に塗ることができ、非常に楽ちん。
最後に布で塗り広げる

ハケでの塗装が終わったら、ムラの出ないよう布切れで余剰なオイルを拭き取ります。
今回使用している「#701外装用クリアープラスつや消し」は拭取り不要ということなので、しっかりと擦りオイルを拭き取るというよりは、均等に塗り広げて木材に浸透させるイメージ。
少々体力を使う作業ですが気持ちを込めて念入りに。

1回目の拭き取りを終えた直後の塗装面。
まだ乾燥しておらず、しっとりしているため色は濃く出ています。
それにしても見違えるほどきれいになりました。

半日ほど置いた様子がこちら。
乾燥進み色が落ち着いてきました。
このまま12時間おいてしっかりと乾燥させます。
私は仕事の都合で翌週まで放置。
修繕完了

2度塗り後の扉のようす。
1回目よりも深みが増していい感じに仕上がりました。

「つや消し」ですが、薄く膜が張ったようなしっとりとした仕上がり。

それでいて木材の質感は失われていない。
うん、肌触りもいい感じ。