芝や砂利の中に小さな小山ができていました。
これ、モグラの掘り返した穴の跡「もぐら塚」と呼ばれるものです。
最近急増してしまったモグラ被害をなんとか改善したいところ。
そこでもトラップを仕掛け、捕獲して移動してもらおうと考えたわけです。
用意したのは少し深めの植木鉢。
モグラが出てきた穴の場所に、更に縦穴を掘りバケツか植木鉢を落としておく。
ただこれだけ。
今回はこの「もぐらトラップ」の設置方法についてお伝えします。
モグラの穴「もぐら塚」とは

モグラは土中にトンネルを掘り移動します。
掘削作業で溜まった土を定期的に排出しなくてはならないのですが、それがモコモコと盛り上がった「もぐら塚」と呼ばれるものの正体。
つまりこの「もぐら塚」の下にはモグラのトンネルがあるということ。
モグラは地下に幾つかの居場所(部屋)を持ち、その間を移動します。
餌となるのはミミズや幼虫(イモムシ)。
部屋は貯蔵庫的な役割を果たしていて、捕まえてきた餌を保管し飢餓に備えて貯蓄しているそうです。
また地下には「もぐら塚」を結ぶ無数のトンネルが存在していますが、主に移動する道は決まっているようです。
モグラのトンネルには「本道」と「支道」が存在し、部屋と部屋を結ぶものを本道、餌取りのために横穴を開けたようなものを支道とに分けることができます。
そのため、トラップを仕掛けるのは往来の多い本道がベスト。
穴を埋め直しておいてもう一度掘り返されていたらそこは本道の可能性が高いです。
用意する道具は

- 植木鉢(プラスチック製)
- スコップ(ダブルスコップ)
用意する道具はプラスチック製の植木鉢とスコップ。
これだけでモグラトラップは簡単に設置可能です。
植木鉢はモグラを捕獲する落とし穴の役割になるので、できるだけ深いものが好ましいです。
また、トラップ穴を掘り下げるためスコップは「ダブルスコップ」がベスト。
ダブルスコップとはスコップが2つ向かい合わせにくっついたような形状の特殊スコップで、土に挿して挟むような形で掘り上げることが可能です。
特に狭い面積で深く掘り下げたい時などにとても重宝します。
フェンス支柱などを埋める際にもあると便利でした。
穴を掘って植木鉢を仕掛ける

手順は以下の通り。
- 縦穴を掘る
- 植木鉢を設置する
縦穴を掘り、植木鉢を設置するだけです。
まずはダブルスコップで縦穴を掘っていきます。
深さは大体50cmほど。

出来上がった縦穴に植木鉢を下ろし設置完了。
あとはモグラが通って落ちるのを待つのみ。

ポイントとしては、必ず手袋を着けて作業を行うこと。
嗅覚の優れたモグラは他の動物の臭いを嫌います。
人の臭いがする方には近づかなくなる可能性がありますので、できるだけ臭いをつけないよう注意が必要。
その代わりに、植木鉢の底にミミズなどを投入し餌の臭いでおびき寄せることはできそうです。

また、大食漢で非常に燃費の悪いモグラは半日餌を食べないと死んでしまうそうです。
そのため穴に落ちた際の非常食としても、あらかじめミミズなどの餌を入れておくメリットはありそうですね。
このほか落下時に痛い思いをしないよう落ち葉などを薄く敷いておいてあげても良いかもしれません。
最後に蓋をして暗闇を作ってあげればトラップの完成です。
もぐら捕獲の前に許可をとる
モグラは「鳥獣保護管理法」で保護されている動物のため、無許可で捕獲することは禁止されています。
お住まいの自治体の野生鳥獣保護窓口や害獣対策課などに一度連絡を入れた上で、作業を行う必要がありますのでご注意ください。
生きたまま移動してもらうことが前提の作業です。
モグラは大変燃費の悪い動物で、半日ご飯を食べないと死んでしまうこともあるため、捕獲後は速やかに別の場所に移動させてあげてください。
また、トラップ内に餌となるミミズなどを入れておいてあげると、捕獲までの間に弱る可能性を下げることができると思います。