我が家では毎日台所から出る生ゴミをコンポストに溜めて土に還しているのですが、今回は裏庭にコンポストを新調することになりました。
購入したのはアリリスオーヤマの「エココンポストIC-160」という大型コンポスト。
大きな特徴は3つ。
「黒い」ことと「取り出し口がついている」ことと、「大きい」こと。
これ、意外と他に無いポイントなんです。
今回は私が購入したアイリスオーヤマのエココンポストIC-160と菌床や発酵促進剤・土壌改良剤についてのインプレです。
アイリスオーヤマのエココンポストIC-160を購入
今回私が購入したのは、アイリスオーヤマから販売されているコンポスト。家庭から出る生ゴミを堆肥にリサイクルすることが可能になります。
サイズはラインアップ内で最大の160L。
家庭の生ゴミ以外にお庭から出る雑草や枯葉なんかも一緒に投入しても全然余裕があります。
本体はシックなブラック。
ホームセンターなどで見かけるコンポストはカーキやグリーンなどが多く、実際にお庭に置くと「ザ・コンポスト!」的な主張の強い色だったりします。
それに比べ黒いコンポストはモダンな感じで、意外と緑になじみやすいと感じています。
また黒色なので太陽の熱を吸収し、コンポスト内の温度が上がりやすいのが特徴。これにより発酵スピー ドも上がり堆肥化しやすい環境に。
屋外で使用するので個人的には気にしてなのですが、コンポスト天井(蓋)には消臭剤も取り付け可能です。
ちなみに購入時には1個付属しています。
組み立て・設置
梱包の兼ね合いで配送時はちょっとコンパクトに格納されていましたが、実際に使用する際には組み立ててサイズアップします。
組み立てはいたって簡単。
2段に分かれているコンポストを組み、付属のネジで固定するだけ。
組み上がるとご覧の通りの大きなコンポストに変身。
ううん、大きい。
堆肥化を早める発酵促進剤を投入
生ゴミ残渣を投入して置くだけでも時間が経てば土に還ります。
ただ堆肥化するまでに時間がかかるのと、時々腐敗して悪臭を漂わせることがあります。
そのため、発酵を促す菌床や発酵促進剤などという資材を投入するのが一般的。
私は市販の発酵促進剤や自作したEM米ヌカぼかしなどを振りまいて、堆肥化を陰ながら応援しています。
ちなみに私がよく使う市販発酵促進剤は、香蘭産業「コーランネオ」やアイリスオーヤマ「生ゴミ発酵促進剤 NH-2」など。また、夏場に悪臭が漂わないようにバチラス菌(納豆菌)を主体とした土壌改良材の「クリーンTB21」なども少量混ぜることもあります。
それでもメインに使用しているのは自作したEM米ヌカぼかし。
大量に作れるのでコスパが良く、気兼ねなく振りまけます。
※EM米ヌカぼかし:米ヌカにEM活性液を混ぜ2〜4週間ほど寝かせたも
また、生ゴミ残渣を投入する前に床に菌床とよばれる初期資材を敷き詰めて置くと菌の繁殖や水分調整が上手くでき、堆肥化が進み易くなります。
アイリスオーヤマから「コンポスト用菌床 10L KK-10L」という商品がでているのでこれを敷くと安心ですが、私はいまのところ藁や枯れ草やなどを敷いて代用しています。
まとめ
アイリスオーヤマのエココンポストIC-160は容量が大きいため、下部に堆肥取り出し口が配置されています。今回は残渣を投入したばかりで堆肥化していませんが、時間が経ち堆肥が出来上がっれば、取り出し口から必要な分を取り出すことができてとても便利そう。
実はこの取り出し口が付いている仕様が購入の決め手でした。
一般的なコンポストの場合、生ゴミ残渣が溜まってもコンポスト自体を取り外して移動させないと下に出来上がった堆肥が回収できませんでした。
しかし、エココンポストIC-160は取り出し口を開ければ下層に出来上がった堆肥を取り出せる。
つまりコンポストを移動させなくて良い。
ズボラな私でも管理しやすい!という訳です。