普段は腕時計をしない派の私。
昔営業時代に使っていたスカーゲンの腕時計を着けようと思ったところ、電池切れで時計が止まっていました。
電池交換をショッピングモールの時計屋さんに頼もうとも思ったのですが、交換代に1,500円とのこと。海外時計のスカーゲンの場合、さらに割増に…。
そう言う訳で、ググって自分で電池交換をしてみたのですが、さすがスカーゲン、電池交換もとってもスマート。実際に交換をしてみたところ作りがシンプルなので電池も簡単に取り外しでき、作業自体はあっという間でした。
今回は私の持っているスカーゲンの電池交換方法について振り返ります。
スカーゲンとは
スカーゲンのブランド名は、デンマークの最北端にある岬町Skagen(スカーイェン)に由来するそうです。北欧デンマークらしくシンプルでスタイリッシュ、品質にも優れたデザインが特徴的。「less is more」と表現されるデンマークデザインのコンセプトで創造される時計は、無駄がなくとてもスマート。さらに手の出し易い手頃な価格もうれしいところです。
削ぎ落とされたデザインの腕時計は飽きることがなく、主張の少ないのでどのような場面にも合わせ易いというのもメリット。腕時計が苦手な私にもぴったりなデザインなのです。
じつは両方とも妻からプレゼントしてもらった腕時計。
初めにもらったのが皮ベルトタイプ。10年ほど前、新婚ホヤホヤの時に買ってもらいました。その後、営業職時代にスーツに合わせ易いからと買ってもらったのがシルバーのモデル。
どちらも薄くて軽くて、付けていても煩わしさを感じないスタイリッシュなデザインでお気に入りのもの。
ただ、最近は身につける機会が減ってしまって、アクセサリーボックスの中に保管されていました。子供の七五三があったので久しぶりに取り出して見たところ、時計が止まっていました。どうやら電池切れのようです。
Amazonでポチりと電池を調達
ネットで調べたところによると、どうやらスカーゲンの電池交換は自分でもできそう。
と言うことで早速対応するボタン電池を探すことに。
海外の時計ゆえ、電気屋さんなんかでは売っていなかったで、Amazonでポチりとして購入しました。購入した電池は2〜3日後に郵便ポストに届いていました。
今回購入したのはSONY製のボタン電池。型番は「SR621SW」。
5個入りで306円なので、単価は約60円。しかも送料無料なのも嬉しいですね。
こう言う時にAmazonはほんと助かります。
※2017年以降ソニーの電池事業は村田製作所に受け渡された為、製品ロゴは「SONY」から「muRata」に変更されています。
パッケージは英語表記なので、海外向けの商品なのでしょう。
電池交換は意外と簡単
腕時計の種類によっては電池交換のために特殊な工具を必要とするものもあります。
しかし、スカーゲンは構造がシンプル。
裏蓋はネジなどは使用していない「こじ開けタイプ」。電池交換に必要な工具は小さなマイナスドライバーのみ。結構簡単に作業がすすめられましたよ。
必要工具
精密ドライバー(マイナス)
交換手順
はじめに工程を簡単に説明すると
- 裏蓋をこじ開ける
- 電池を取り替える
- 裏蓋を閉める
簡単そうですね。
電池が届いたところで、早速作業開始。
時計裏にある蓋を開けます。
1箇所だけ溝がある部分かあるのでそこにマイナスドライバーを挿してこじ開けます。
テコの原理では開けづらいので、ドライバー挿したらコネコネと左右にねじるように回すとパカっと蓋が外れます。
蓋が外れるとすぐにボタン電池が見えます。
先の尖った竹串でツンとすると簡単に外れます。
一応、ボタン電池をロックしている爪があるので、無理には取り外さない方がよさそう。
押してもダメな時は別の場所を押してみると良いかも。
こんな感じで簡単に外れました。
豆粒みたいに小さな電池が出てきました。
下に敷いているカッティングマットの方眼が10mmなので、だいたい6mm程の大きさ。
早速Amazonで購入した新しいボタン電池を入れ替えます。
使用したのはSONY製のSR621SWという型番のボタン電池。
ボタン電池がハマったら、裏蓋を閉じて完成なのですが、ここで一つ注意。
裏蓋には1箇所溝が切ってある場所があります。
この溝が竜頭(リューズ)と呼ばれる時刻合わせのつまみ機構と重なるように配置します。
位置がずれると竜頭に干渉し破損の恐れもありそうなので慎重に。
位置を確かめ裏蓋を合わせたら、ギュッと力強く押し込みます。
ここでも一つ注意なのが、表ガラス面の中央を抑えて押さないこと。
ガラスがバキっと割れてしまうかもしれませんので…。
できるだけ端の方を抑えて押し込むとハマります。
パチっと音がなるので分かり易かったですよ。
これにて電池交換作業終了でございます。
ほら、簡単。
電池型番は開けて確認してから
続いて皮ベルトの腕時計も電池交換しようと思ったのですが、ここで一つ問題発生。
裏蓋を開けて電池を外してみたのですが、なんかちょっとサイズが違う。
こちらのボタン電池の方が少し大きいのです。
先ほどのシルバーの方が「SR621SW」でしたが、
今開けた皮ベルトの方は「SR721SW」という型番。
どうやらモデルによって電池形状も違ったようです。
電池交換の際は、一度裏蓋を開けて電池形状のご確認を。
再度Amazonにて対応電池をポチり。
まとめ
作業自体は2〜3分で終わるとっても簡単なものでした。
シンプルでスタイリッシュなデンマークデザイン。スカーゲンの腕時計は、電池交換もシンプルでスマートでした。
こんなに簡単なら初めから自分で交換しておけばよかったな…。